英美利の青春はお仕事だ!

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そうなのだ。 そのふわふわした空気の持ち主は、あの子奈美ちゃんだった。 「奈美ちゃんだ~おはよう」 「今日も可愛いね」 なんて、皆が奈美ちゃんに挨拶をする。 「おはよう~」 と、奈美ちゃんは可愛らしい笑顔で皆に挨拶をした。 そして、奈美ちゃんは、わたしの机の前を通り、立ち止まったかと思うと、「英美利ちゃん、おはよう」と天使の笑顔を浮かべた。 「あら~奈美ちゃん、おはよう。今日はお仕事じゃなかったんだ」 なんて、わたしは嫌味ぽい挨拶をしてしまった。
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