英美利の青春はお仕事だ!

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「ふ~ん、そうでしょうね。わたしとお昼が出来るなんて、奈美ちゃん、あなたは幸せ者よ」 わたしの毒づいた言葉に、天使の奈美ちゃんは、 「そうだね。じゃあ、また後でね」と言って小さく手を振り、自分の席に行ってしまった。 その奈美ちゃんの後ろ姿は、可愛らしくて左右に揺れる髪の毛が愛おしくて、憎たらしくて複雑な気持ちだ。
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