英美利の青春はお仕事だ!

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そんなわけないと言われても、浜本のことだから心配になる。わざわざ泊まり込みで行ってエキストラでは悲しすぎる。 「じゃあ、頑張れば、主役が手に入るの?」 「主役か分からんが、それなりの役がもらえるらしいぜ!」 浜本は、ほらこれ、と言ってわたしに紙切れを寄越した。 その紙切れには、『南の島であなたの夢を掴むオーディション』と書いてあるではないか。 「浜本~わたし、このオーディション受けるよ」
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