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「ごめんね柊真!
私は柊真の子供がどうしても産みたかったの…」
僕は紗月を責める気持ちにはなれなかった。
「いいや、紗月こそ何も悪くないよ!
あの時、もし紗月との子供を産んでいたら僕の人生はどうなっていたんだろうかと考えることはあったよ!」
僕は紗月と子供に対して何かできることはないだろうかと考えた。
そこで、まずは紗月の子供に会ってみたいと思った。
「紗月、もし良かったら子供に会ってみたいんだけれど…
子供と一緒にテーマパークにでも遊びに行かない!」
紗月はお金のことを気にしていたので、僕は車で送り迎えするし入園料くらいは僕に払わせてほしいと伝えると紗月は了承してくれた。
僕は、紗月と子供が楽しんでくれれば、それでいいという思いでいた。
さっそく紗月と僕は、いつどこのテーマパークに行くのか相談した。
この時の紗月は、どことなく嬉しそうだった。
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