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顔つきが似過ぎている二人に、そう直感した。 違う点といえば前髪の分け方、髪色の違いくらいだ。 顔だけじゃほぼ同じ人物に見える。 やや垂れ目がちの甘い顔立ちの二人に見つめられ、俺はついかたまってしまった。 「んだよ、双子がそんな珍しいか?」 金髪の方の男が俺の直感を確かなものにすると、俺の背筋にひんやりとした嫌な感覚が走る。 「え、じゃあさっき……双子同士で?」 「悪いかよ。俺と晴兎は互いの身体じゃないとイけねえの」 そう言いながら金髪の男は、起き上がって下着を穿く黒髪の男の肩を抱き寄せた。
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