天界の超絶プレイボーイたち

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 え? いつから居たの!?  しかも、うわー。なんて美しい人……。  美しい銀色の髪、その前髪の隙間から覗く青い瞳……。も、もの凄いイケメンだ……。凄いイケメンで、人間離れした美しさだけど、それほど激しい神様感はない……。さっきの光の使途のビジュアルが強烈すぎて、なんか普通だ……。どちらかというと私のイメージする神様は、あっちの方が近かった……。 「ウ……、ウリア様……ですか……」  私の質問に、目を細めてニコリと微笑む……その人。  ひゃああ、思わず見惚れてしまう……。ハンパなく美しい笑顔……。やっぱり、神様だこりゃ……。 「座りなよ」  え? 思わず目が泳ぐ。でも、椅子は一つしかないじゃないですか……。  私は、微かに左右に視線を動かす。 「一緒に座ろう」  ……た、確かに長椅子だし、二人で並んで座れなくもないですが……。 「ほら、おいで……」  そう言って、背もたれの所に手を掛けて、ポンポンとした。  そ……、そこに座れってことですか? 何もそんなに近くでなくても、もっとゆったり座りませんか……。  もじもじと迷う私を、ウリア様はジッと見つめている……。断るのも失礼だし……。正直、あまりの美しさにドキドキしてしまって、近くに寄るのが恥ずかしい……。  なるべく目を合わさない様に、心の中だけで「失礼しまーす」と言って、ぎこちない動きで腰掛ける。そのまま、椅子の端にちょこんとお尻を乗っけた状態で、背筋を伸ばして固まった……。  とんでもないイケメンが隣にいて、背もたれの方には既に腕が回されている……。しかも、二人きり……。視界の端で、ウリア様が私の方を見ているのが分かる……。  耐えられなくなって、チラリと横を見る。  うわあああ、美しいお顔が、私のすぐ側に! 近い! 近い!!   そう言えば今更だけど、私寝起きのままだ……。髪も整ってないかもしれない……。冷や汗を感じつつ、恥ずかしくなって、思わず下を向く。  そうだ、よかった……。かろうじて、衣装だけは……。ミア……、恩にきるよ!   純白のドレスの膝の上に置いた両手をギュッと握りしめて、黙って見つめていると。な、な、なんと! その手の上に、ウリア様が手を置いてきた!
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