好きって言わない

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「フェラしながらイッちゃったね。喉、気持ちイイの?エロくて可愛い…たまらないよ、諒太」 「なに満足そうな顔してんだよ…こんなんじゃ終わらせねーからな」 口の中で粘つく精子を飲み下し、オレは再び嵩彦の腰に跨った。目の前に迫る、端正で…それでいて男らしい顔。惹きつけられるように唇を重ねる。互いの舌が絡む度にゾクゾクする。キスだけでこんなに感じた事があったかと思うくらい気持ちヨクて、貪るみたいに舌先をくねらせた。 「ん、ふぅっン…なぁ、お前…フェラした後でキスすんの、気持ち悪くねぇの?」 「シてきたのは諒太なのに」 「そうだけどよ」 「自分の精液の味がするのはあんまり気持ちいいもんじゃないけど、諒太の口の中にあると不思議と美味しい気がする」 「……なんだそれ、とんだ変態だな…って、お、おいッ!?」 唐突に下肢に痺れるような快感が走る。何が起こったのかは見なくても分かった。さっきの続きと言わんばかりに、嵩彦がオレのペニスを握っていた。 「ま、待て!今はイッたばっかで敏感にッ……んんッ!ふぅ……ンッ、んっ!」 身体がヒクつく。でも、頭を抱え込まれて離れられない。その間も、舌を吸われ、上顎を撫でられ、同時に亀頭をこね回されれば、それだけで簡単に下腹部が熱くなった。 「んァッ…ん!ん…はぁッ…んんっンッ!ダメだ!や、ああッ…まだ触んなっ…あ、あひッいぃっ…」 イッたばっかのソコは異常なまでに敏感だった。その状態で与えられる快楽は、快楽であって快楽じゃない。逃げようと腰を敷いても、嵩彦の腕が腰を抱え込んで離さない。 「イッていいよ、諒太」 「アッ!あァッ…ひっ、ああぁッ!」 耳元で囁かれた。グリリと尿道の先端を弄られた。射精とは違う感覚が押し寄せて、オレの身体が強張る。次の瞬間、鈴口から透明な液体が噴き出した。 今まで散々遊んできたけど、潮吹きさせられたのは初めてだった。
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