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イッた後特有の脱力感…
しかも、二回目は勝手に潮吹きさせられて、余計な体力を消耗させられた。そのままぐったりと倒れそうになって、嵩彦が支えてくれたーーーと思ったら、そのまま身体がひっくり返って組み敷かれる態勢に。乱れた息を整え、無言で見つめ合う。
一瞬の静寂の後、オレ達は箍が外れたように互いの身体を求め合った。
「テメェも早く服脱げよッ…!」
「待って…急かさないで」
「うるせぇ早くしろ」
スーツを脱ぎにかかる嵩彦に、もどかしくなったオレがスラックスに手を掛けて慌ただしく引き摺り下ろすと、そこからは硬く勃起したペニスが飛び出した。
この野郎、イッたばっかだってのにコレかよ!
たまらず覆い被さって、オレはまるで飢えた獣のごとくそこにむしゃぶりつく。押し倒して、押し倒されて。オレ達は本当に獣みたいだった。
「……ッ!?りょ、諒太…ちょっと待って!」
「んっ、んっ…ふぅッ…待てねぇっ……ん、ぅっ」
「諒太ッ…!」
「もういいッ…もう挿れろ!」
オレの唾液で濡れた嵩彦の雄がヌラヌラと光る。腰を浮かせ、自分で尻穴拡げて嵩彦を誘った。
「慣らさないとーーー」
「いい…!待てねぇッ…今日は外で出させてやらねぇからな!全部オレん中に注げっ…お前の全部、オレにくれよ」
今度は嵩彦が息を飲むのが分かった。
「ーーーいいよ」
嵩彦の声に余裕が無い。オレの足を両肩に担ぎ、腰を持ち上げ、まだ狭い尻穴を一気に貫いた。
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