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僕はポトス。
え？知らないって⁇
これでも有名な観葉植物なんだぜ。
花屋に行ってみなよ、大きな吊り鉢の僕の友達がいるから。
僕らは生命力バツグンで、吊り鉢にしたら茎が伸びるのびる。
垂れ下がった大鉢のボリュームは、そりゃすごいよ。
でも僕は小さな植木鉢。
カーテン越しの光と水が、僕らの栄養。
ほっといたら僕は垂れ下がってゆく。
だから、時々僕はパチンと茎をハサミで切られるんだ。
ある程度の長さを残して、コップとかに活ける。
切られたから当然、根っこは無いよ。
でも大丈夫、すぐに僕らは根っこが出てくるんだ。
水栽培でもＯＫ。👌
気付いたら、僕の分身があちこち。
言ったろ？僕ら、生命力が強いって。
＃＃
でもさー。そんな僕にも苦手なものがあるんだ。
ほら来た。Σ(ﾟДﾟ)
おっかねー、コイツらは苦手なんだよ。
「ダメでしょ！ポトスは毒なんだから食べちゃダメ」
主人に怒られてる。
そう、僕の苦手なものはインコ。🐓🐓🐓
毒だから食べちゃダメという事は、インコも理解してるらしい。
僕を小松菜みたいに、かじって食べるという事はしない。
中でも特別、悪趣味なインコが居る。（*´∀｀*）えへへぇ
怒られるのが分かって、イタズラするんだ。
＃＃
器用に、僕の葉っぱだけをちぎって捨てる。
嘴でかみ切って、それこそ
ちぎっては投げちぎっては投げ。。
やめろー、葉が無くなるだろ。🍁🍁
僕。。。ハゲになる。。
光合成できなくなるだろうが！
インコは知らん顔。🐓🐓
僕の悲鳴も聞こえない。Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ
何で、植物ってしゃべれないんだー！
インコから逃げようとしても、動けない。
走って逃げる事も出来ないじゃないかよー!!
え？走る植物ってあり得ないって？
そうだよ、あり得ないよ。
だから僕はハゲになる。泣くしかないんだ。。( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
＃＃
あれ、植木鉢を持ち上げられた。
「もう、ろくなことしない。葉っぱ全部、ちぎるつもりでしょ？」
そのまま僕は、ベランダに出された。
おおい、ここはサボテンや朝顔でいっぱいだ。
僕の仲間たちでいっぱいじゃないか！＼(^_^)／
。。でも僕は思ってしまった。
だったら、初めから外に出せ！
終わり
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