精霊馬と母のこと

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精霊馬と母のこと

お盆です。 大好きな、亡き母のために精霊馬(しょうりょううま)を作りました。 3d93805a-9e22-497e-a457-d4088b4625e6 うちの地域では盆の入りに作ってお供えします。 キュウリが馬で、ナスが牛。 きゅうり馬で早く帰ってきて、ナス牛でお供え持ってゆっくり帰ってね、という意味なんだとか。 うちの母、2008年にすい臓がんで、59歳という若さでこの世を去りました。 もう、癌が発覚してからの闘病期間、たったの3ヶ月。 病気の進行が早すぎて、ホント痩せる間もありませんでした。 今でも覚えています。 当時すい臓がんにはコレと言われていた抗癌剤2種の名前。 【ジェムザール】と【TS-1】。 お医者様から「痛みを緩和するために使います、癌を寛解(かんかい)させるためではありません、ごめんなさい、今すい臓がんに効く抗癌剤はないのです」と言われたのも、昨日のことみたいに覚えています。 あれから10年以上が経ちました。 もし、まだすい臓がんの抗癌剤がこの2種を主軸にしているならば、全くもって進歩していないと言うことだと思います。 怖くて調べていません。 癌の王様と言われているすい臓がん。 どうか、いつかこの癌を克服できる日が来ますように。 母がすい臓がんって告知されて、すい臓がんの五年生存率2%とかネットに書かれているの見た時の絶望ったらなかったです。 って話が暗ーくなりました、すみません。 いつか、母の闘病を小説に、と思いながら未だに出来ずにいる意気地なしの娘。 いつか書ける日がくるのかなぁ。 一生無理なのかな。 いつか、いつか。 母の生きた証を残す意味でも…。 ってお盆だからかな!? 今日はやたら真面目な内容続いてる!?(O_O) ひゃー、恥ずかしい(//∇//)
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