奏者SoujaとBeautiful_Sound

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『僕はチューバを吹いてます。 Beautiful_Soundさんは、何年生ですか?』 『中学1年です。 奏者さんは?』 『ごめんなさい。 ここでやり取りをすると、他の人にも やり取りが見えてしまうので、ツイッターで お願いできませんか? twitter.com/sou_ja_………』 そこで私は奏者さんをフォローして、ダイレクトメッセージを送る。 『フォローしました。』 『ありがとうございます。 僕は、中2です。 Beautiful_Soundさんは、オーボエの他にも 何か楽器を演奏しますか?』 『私もエレクトーンをやってます。 奏者さんほど上手じゃないけど。』 『エレクトーン、楽しいですよね。』 『はい。 でも、今、母にやめさせられそうで… 』 『どうして?』 『成績が… (T_T)』 『ああ。 でも、負けないで頑張ってください ٩(^‿^)۶』 だから、次の日は三者懇談だったけど、頑張ろうと思った。 奏者さんが応援してくれてるから。 三者懇談では、先週二者面談で言われたのとほぼ同じ事を言われた。 帰宅後、案の定、母は私に言った。 「やっぱり、塾に行ったらどう? この辺で塾に行ってないの、 美音だけでしょう?」 確かに、周りは小学生の頃から塾に行ってる子も多く、そうじゃない子も、中学入学の時からみんな通っている。 「でも、ちゃんと頑張るから。 頑張るって決めたから、学年末テストまで 待って。 それでダメなら、お母さんの言うこと、 ちゃんと聞くから。」 私の必死のお願いに、母は渋々折れてくれた。
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