プロローグ

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ピピピピピッ、ピピピピピッ、ピピピピピッ 部屋に目覚まし時計の音が響き渡るとそれを止めようと寝ぼけながら目覚まし時計の位置を確認するが見当たらず少女は音を頼りに探した。すると音はベッドの下から聞こえ下を覗くといつも見慣れているペンギンの目覚まし時計がそこにあった。 少女はそれを取ると音を止めいつもの定位置に戻し部屋のカーテンを開けた。窓からは太陽の光が入ってきてそれがとても気持ちよく少女の睡眠を駆り立てた。時計を見ると06時45分を指しておりあと15分は寝れると思った少女はベッドにもう一度入った。 ティロン...ティロン...ティロン 机の上に置いてある携帯が鳴りメールが届いた事を知らせた。少女は面倒くさそうにベッドから起き上がりメールを確認した。 「なにこれ...」 少女がメールの内容を確認すると差出人の名前が何故か文字化けしており本文には ‴夕陽ヶ崎高校の七不思議を全てやると願いが叶う‴とだけ書かれていた。 「新手のチェンメ?ていうか夕陽ヶ崎高校って今日から通う学校じゃん。なんでこんなものが...まぁいいや消去しとこ。」 少女はそう言ってメールを消去したあと携帯の時刻を見ると7時ピッタリとなっており寝るのを諦めた少女は携帯を机の上に置きそのままリビングに向かった。 ティロン...ティロン...ティロン 部屋からはまたメールの着信音が響いた。
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