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②どれも連載中
短編のメリットはそれだけではありません。この作者はきっちり物語を完結させる能力があると読者にお墨付きを与えるのです。
読者にとって最も恐ろしいのはエタること(エターナルの略。未完のこと)。
貴重な時間を削って楽しみに読んでいた作品がエタった悲しみといえば……ねぇ。
ですから、短編でも何本か完結作があると安心感を与えるのです。文字数1万〜3万くらいの中短編完結作もあると尚良し。
上のオチをつける能力に繋がりますが、作家にとって完結力というのは間違いなく実績であり実力です。
③ジャンル
当たり前ですが、誰にだって好きなジャンル苦手なジャンルがあります。
好きでもないジャンルで長編を書くのは厳しいですが、短編ならどうですか?
色々なジャンルの短編をとりあえず置いておけば読んでもらえる確率がはね上がり、その一本から他の作品に興味が行く可能性は十分にあります。
それに、複数ジャンルを書ける人は暗に実力があるという証明にもなります。
書き手にとっても書く練習になりますし、メリットしかない訳です。
ですので、ジャンルの違う短編を三つくらい書いておきましょう! 可能なら中編も書きましょう!
短編中編合わせて5ジャンルくらいあればかなり読んで貰えると思いますよ。
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