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更に短編書くべし！！
ここからは実際に自分の話を織り交ぜながら解説していきます。
私の代表作は、今も連載中の「勅命 京都大結界ヲ破壊セヨ！！」という作品です。
タイトルでわかる通り歴史物で十万字超えの長編です。
歴史物で長編と言えばもう読者の皆さんも察しがつくと思いますが、そう――不人気！
エブリスタは若い人や女性が多く、恋愛やファンタジーが強いサイトですからね。
それに、歴史ジャンルってちょっと独特なジャンルでありまして少し説明します。
「へー、歴史ジャンルは不人気なのか。じゃあ、簡単にランキング入れるな！」
そう思ったそこのあなた……そんなことはありません。歴史ジャンルは不人気ですが、けして過疎ジャンルではないのです。
どういうことかと言いますと、【歴史単体】では不人気ですがここに【転生】、【恋愛】、【新選組】、【武将】などの要素を混ぜるとあら不思議。
一大人気ジャンルに早変わり！
さて、うちの作品はと言いますと。陰陽師が出てくるので一応和風ファンタジーに入ります。
が、最初の数ページを見ればわかる通り難しい漢字だらけ！ 解説があるとは言え専門用語連発！ 振り仮名がないとまず読めません。
大人気の幕末でありながらなんと新選組も坂本龍馬もいない……
はい、人気出ません。
その上、群像劇なのですが前半の主人公とその相方がオッサン。勝海舟は有名だけど、板倉勝静とか誰やねん？ってなりますよね（自分も調べて初めて知った）。
時代考証重視で文体も重めなので、和風ファンタジーと言っても割りと歴史物寄りの作風となっております。
当たり前ですが、当初は全く本棚は伸びずスターもろくに来ません。一週間で本棚が2つくらいだったかな……最初の数人は本当に有り難かったですね。
（特に、毎日のようにスターで応援してくれた人がいました……この場を借りて感謝！）
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