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朦朧とした意識の中に、少女と君を見つけた。 なんで君たちが泣いてるの? 泣きたいのは僕だよ。こんなにも痛いものなんて、僕は知らなかった。 君に置いていくな、なんて言っておきながら僕が置いて行ってしまうなんて、申し訳なくて。 でも少女には、今までの恩返しくらいはできただろう。 だって僕、少女の命を救ったんだ。
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