私離婚した~婚約を申し込むが破棄される~

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1.離婚 私は如月美緒(きさらぎみお)。 年齢25歳。 職業は専業主婦。 現在、結婚しています。 夫の名前は如月海斗(きさらぎかいと)。 職業はサラリーマン。 年齢26歳。 私と夫が最近、すれ違いが多い。 そのために私は離婚がしたい。 夫に離婚をしたいと伝えたいと思う。 「海斗いる?」 「どうした?」 「大事なお話があるの」 「お話してごらん」 私はしっかりとお話をしようとしている。 受け入れてくれるかは別だ。 「最近、すれ違いが多いじゃない」 「そうだな」 「それでね、このままだと良くないと思うの」 「俺もそう思う」 このままいくと離婚できるかもしれない。 「それで離婚しませんか?」 「…………」 夫が黙っている。 きっと考えているんだ。 そうしていると 「離婚しようか」 「はい」 これで離婚ができる。 実は前もって書類は手元にあった。 私は書類に書いてサインをして判子を押した。 夫も書類に書いてサインをして判子を押した。 書類に不備はなさそうね。 「私が市役所に提出しておくね」 「ああっ、わかった」 私は準備をして市役所に向かった。 市役所に向かうと書類を提出をした。 しばらくすると呼ばれてちゃんと受理されたと言われた。 これで私と夫は離婚したことになる。 私は自宅に戻ることにした。 自宅に戻ると夫は荷物をまとめていた。 「海斗何をしているの?」 「荷物をまとめてここから引っ越ししないとダメだろ」 「そうだけど、私が出ていこうか?」 「いや、それはいいんだ、ここは比較的家賃も安いし、それにそこそこ広い、おまえがここに住むといいよ」 「うん、わかった」 海斗は荷物をまとめ終わって、引っ越し業者にご連絡する。 これで海斗とも終わりね。 「海斗今までありがとうございました」 「こちらこそ、今までありがとうございました」 「ご連絡先、友達としてはいたいから消さないよ」 「俺もそのつもりだ、消すつもりはない」 友達くらいならいいよね。 そして数日が過ぎると……。 私の家に引っ越し業者が来て海斗の荷物を持っていく。 全部運ばれると海斗は 「じゃあ、いくよ」 「うん」 海斗はとうとう出ていってしまった。 ここの家には私一人だけになってしまった。 とても寂しいです。 私は目に涙を浮かべて泣いている。 とても寂しい。 でも、すれ違っていたし、お互いの価値観も違っていた。 もう離婚するしかなかった。 私は泣き崩れた。 でも、海斗の事は忘れないとね。 明日から私も働かないとやっていけない。 今日はもうベッドの上に仰向けになって目を閉じて寝よう。 きっと明日からは良い事があるさ。
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