5479人が本棚に入れています
本棚に追加
/145ページ
午前中に身の回りのものは、ほぼ片付いた。
瑛太と処分予定になったソファに座り、おにぎりを食べた。
食べ終えて、お茶を飲む私を見て笑ってる。
「本当にこうやって、ご飯つぶ付けてる奴っているんだな。」
瑛太の顔が近づいて、私の頰についたご飯つぶを、ペロッ!
舐め取ったよ!
ひゃ〜!急に、そ、そんな…
固まる私にさらに近づく瑛太。
そして、私を抱きしめて
「充電中・・・。」
うわぁっ、すっぽりと抱きしめられたら、自分がすごく小さく感じてしまった。
こ、これは、もしかして?
私が顔を見上げたらスタートする、展開?
そぉっと見上げたら、瑛太と目が合って、
「期待してる目だな。」なんて言う。
恥ずかしいけど、期待してる。
だから、
「うん、」て頷いた。
だけど瑛太は、
「ここじゃ無理、エアコン無いから暑い…。」
チクショ〜、エアコンかぁ〜!
おあずけ決定!
最初のコメントを投稿しよう!