甘さが欲しい

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 午前中に身の回りのものは、ほぼ片付いた。 瑛太と処分予定になったソファに座り、おにぎりを食べた。 食べ終えて、お茶を飲む私を見て笑ってる。 「本当にこうやって、ご飯つぶ付けてる奴っているんだな。」 瑛太の顔が近づいて、私の頰についたご飯つぶを、ペロッ! 舐め取ったよ! ひゃ〜!急に、そ、そんな… 固まる私にさらに近づく瑛太。 そして、私を抱きしめて 「充電中・・・。」 うわぁっ、すっぽりと抱きしめられたら、自分がすごく小さく感じてしまった。  こ、これは、もしかして? 私が顔を見上げたらスタートする、展開? そぉっと見上げたら、瑛太と目が合って、 「期待してる目だな。」なんて言う。 恥ずかしいけど、期待してる。 だから、 「うん、」て頷いた。 だけど瑛太は、 「ここじゃ無理、エアコン無いから暑い…。」 チクショ〜、エアコンかぁ〜! おあずけ決定!
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