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みのりは思う
私は瑛太が居ないと、外でお酒を飲めない。
危ないって、子どもじゃあるまいし心配し過ぎだよ。
会社の飲み会なんて、もってのほか。
課長が送ってくれるから大丈夫って、連絡したのに。
何故か?慌てて、迎えに来たりするんだよね。
過保護にされ過ぎて、瑛太がいないとダメな人になってしまいそうで心配。
美咲と なるちゃんは、この状況をいつも生温かい目で見守ってくれている。
そんな、幸せいっぱいの毎日。
結婚はまだだけど、
とりあえず今は婚約期間を楽しんでいる。
瑛太が私に、
「みのりが生まれた時から、
お前は俺のだって決まってたんだぞ!」
って言う。
「だけど、私の方が誕生日が早いよ?」
そしたら、瑛太は
「じゃあ、俺らが生まれるずっと前から、もう決まってたんだな!」
そう言って、太陽みたいに眩しくて、きらきらした大好きな笑顔で、
「当たり前だろ?」って、言うの。
あぁ、この人が本当に好き…
〜 親愛なる瑛太様 〜
ずっと一緒にいようね。
私を好きになってくれてありがとう。
あなたを好き過ぎて…、幸せしかない。
from みのり
END
本編は終了です。
おつき合いいただき、ありがとうございました。
この後はサクッと緩い、番外編です。
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