無知なもの

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無知なもの

無邪気にはしゃぐ姿を 君は知らないでしょう? 足をぶつけて痛がる顔も 君と話せて喜ぶ顔も 君の声が聞きたくて電話をみつめる姿も 君と話したくて電話をみつめるこの眼も 寝起きのボサボサ頭の私も 君は知らないんだ もう君の綺麗な瞳に私は映らないから もう君の優しい声を聞くことができないから もう君は此処にいないのだから 何もない空に話しかけた、あの日。
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