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千の過去
~過去の千side~
ぐうぅぅぅぅぅ
お腹空いた.......
食べ物.......あ、パンがちょっとある!
今日はラッキーだなー
ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
ふぅ、まだお腹空いてる.......
我慢しなきゃ、我慢しなきゃ
お父さんやお母さんに怒られちゃう
千の父「あー腹減った。おい、ガキ
なんか食べもんとってこい」
俺は菓子パンを渡した
千の父「これじゃねぇよ!たく、
飯すらまともに用意できねーのかよ」
バチィン
千「うぅ.......」
ボカッドカッ
千「うわぁぁぁぁぁん」
千の父「うるせぇんだよ!」
ボカッドカッボカッ
千「痛い.......痛いよぉ.......ごめんなさい
.......ごめんなさい.......許してください.....
許してください.......」
こんなのが僕の日常だ。
こんな生活から早く脱出したい.......
早くこんな生活が終わればいいのに.......
そう思う毎日だった。
~とある日~
家を出されて、公園に来た
千「うぅ.......もう帰るのやだよぉ.......」
?「こんな所でなにしとん?」
顔を見上げると、黒髪で綺麗な青い目の少年が立っていた。
千「?君は誰?」
凛「俺は凛って言うねん。お前さんは?」
千「僕は千だよ」
凛「千か!一緒に遊ばへん?」
そういえば、誰かと遊ぶのは初めてだな.......
僕はワクワクした
千「うん!一緒に遊ぼ!(ニコ)」
凛「(ドキ)....千って可愛い顔しとんな!」
千「本当?初めて言われたよ」
凛「こんなべっぴんさんやのに?」
千「ふふっ、なんか恥ずかしいよ///」
これが僕と凛の出会いだ
この出会いがあったから今があるんだなと思う
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