千の過去

3/4
1658人が本棚に入れています
本棚に追加
/199ページ
チュンチュン あれ.......僕いつの間にか寝ちゃった 散歩行ってこようかな....... ~公園~ あ、同い年くらいの子がいっぱいいる....... 僕も入れてもらおうかな 千「ねぇ」 「うわ、なにこいつ!」 「なんか気持ち悪〜」 「化け物だ化け物!」 「みんな逃げろ〜」 「ぎゃはははははは」 なんで?僕が何かしたのかな....... 凛「千!」 あ!凛だ! 凛「千、その痣はどうしたん!?」 千「これは.......お父さんやお母さんに.......」 凛なら話してもいいって思った 凛「そういうことやったんや....... よし、父さんに頼んで一緒に住む?」 千「え!?で、でも.......」 お父さんやお母さんがなんて言うか....... 凛「大丈夫やで、うちの父さん案外偉い人 やねん。」 千「もうこの生活から抜け出していいの?」 凛「あぁ、ええで。」 千「もう殴られなくてすむの?」 凛「もちろんや。今までよう頑張ったな」 千「う、うわぁぁぁぁぁん」 いつの間にか抱きしめられながら泣いていた ひたすらに泣いた 浩「凛、帰ろか。その子はどないした?」 凛のお父さんかな....... 優しそうな人 凛「父さん、この子も一緒にすんでええ?」 浩「ええけど.......親御さんはええん?」 凛「この子虐待受けとんねん」 浩「なるへそ。ちょいと待っとってな」 やっぱりダメだかな....... 不安がっていると、凛に手を握られた 凛「大丈夫やで、俺がついとる」 その一言だけですごく安心した。 浩「お待たせ。いいで!名前はなんて言うん ?俺は山田 浩二やで!」 千「僕は....せ、千です。」 浩「千か!これから宜しくな!」 千「よろしくお願いします」 浩「そんな他人行儀じゃなくてええんやで」 千「え、えと.....じゃあよろしく?」 浩「それでええんよ!」 ___________ _________ _______ そうして、俺は今の父さんに拾われた。 あの後、本当の父さんはどうなったんか聞いたけど、捕まったらしい。 山田家におったら、関西弁になったし 母さんと出会って 見事腐男子になったんや\\\\٩( 'ω' )و ////
/199ページ

最初のコメントを投稿しよう!