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イツキは、はじめっから知っていた
むしろ、カナデに見せられていたのだ
イツキが彼女の事を好きな事を察していて諦めさせる為に
イツキに見えるようにカナデは彼女にキスをした
カナデのイツキを想う気持ちとわ裏腹に
イツキは、そのような数々の現場を見る度に彼の心は
嫌悪感でいっぱいになっていた
イツキは、カナデの耳元でささやいた
「僕もカナデの事が好きで好きで抱きたいと想った時期もあったんだ
けど、君は、成長するにつれ女遊びが激しくなり
僕もそれを目撃する回数が増えた
その度に僕の心は裂かれ続けた
そして、どんどんどんどん君への嫌悪感でいっぱいになった
その先に出した結論は、カナデのいない世界に行こう
そう思った
僕の世界の中心は、君だったんだ・・・カナデ
そして、彼女に僕は、奴隷だと言われた時に
カナデから自由になりたいと思ったんだ
もっと広い世界に旅立ちたいと思ったんだ
だから、高校卒業したら海外留学するんだ
さよならカナデ」
そういうと立ち上がりイツキは、帰っていった
野獣のように叫び苦しむカナデをおいて
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