言の葉

時代を越えて

画面を食い入る様に見る君、隣で一緒に夢中になる僕。映画の題名は「仮面ライダー1号」
この題名を聞いて、想像する絵で年代が分かるほど有名な物語です。
演じるのは、藤岡弘さん、この人いくつなんだろうか？若い頃に比べると、大分体格が良くなったけど、相変わらずアクションに切れ。
横で「スゲ〜」と僕の遺伝子を持つ君が言う。
知らず知らず童心に帰り、夢中になる。
とても不思議で、とても凄いことなんだなあ
なぜなら、こんなに何世代も越えて、同じ役者が演じるヒーローを観ている。
藤岡弘さんは以前からスーツアクターを使わずに変身後も御本人が演じる。新しいゴーストというライダーも出てるけど、変身後の体格が明らかに違う。「スゲ〜、藤岡弘本人が演じてるんだ」ここでまた感動する。
脚本も良くて、昭和ライダー世代が観ても鑑賞に耐える出来。
エンドロールが流れる時、僕らはお互いに「面白かったね」と言っていた。