12人が本棚に入れています
本棚に追加
第2回〜ジェフベック〜ギタリストの現人神 前編
かってロックギタリストはヒーローだった。
いやー近年のギターの老舗ギブソン倒産はショックでしたね😭
もはやギターはどっか隅に追いやられたのか?
軟弱なポップスや言葉なのか音楽か分からんラップが蔓延するなか、ロックは落ちぶれてしまったのか?
かって若者を代表する音楽ロックは今や高齢者の音楽に成り下がったのか?
しかしそんな時代に変わろうとこの男はいまだギターヒーローにこだわる。
往年の名プレーヤーがテクニックが劣化するなかベック先生はいまだ現在進行形である。
冒頭に貼り付けた写メはまさにそれである。
ポールマッカートニーと同じく後期高齢者😭
相変わらず日本へ来ると七カ所ぐらはまわってコンサートをやっている。
そういえばロック三大ギタリストという言葉が昔あった。
一人はエリッククラプトン 、もう一人はジミー・ペイジ、ところが3人目はなかなか出てこない。
ジミ・ヘンドリックス、リッチーブラックモア、デイブギルモア?
そこそこロックを聴いてる連中ですら知らなかった。かくいうわしも(笑)
誰なんだ?そいつは?
わしの友人は言った。「ジェフベックさ」
そして一枚のアルバムを借りた。
ギター殺人者の凱旋と日本タイトルのついたアルバム。
80年代くらいまでアルバムのタイトルはなんとも意味不明な日本タイトルがまかり通っていた。
なんなんだ、このアルバムは歌が入ってないじゃないか。全部インストメンタル。
そうジェフベック先生はいいボーカリストがいないためもうボーカルはいらんわいと作ったのがこのアルバム。
当時ジャズ界はロックやソウルの音楽を取り入れフュージョンといわれるジャンルを確立していった。
その中でもジャズの帝王マイルスデイビスのバンドのギタリスト、ジョンマクラフリンが新たに結成したマハビシュヌオーケストラはインド音楽とハードロックを取り入れ脚光を浴びていった。
ベック先生はこの影響を受けてロック側からのフュージョンを確立した。
そしてその次のアルバム、ワイアードはとうとうマハビシュヌオーケストラのキーボード奏者、ヤンハマーを迎えさらにハードなロックフュージョンを展開したのである。
これにはまりました。
名前のごとく金縛りにあいました(笑)
白のブレザーにジーンズをはいて白のストラトを弾くジェフベック先生のジャケはカッコよかったですね。(^ ^)
それはそうと三大ギタリストという用語は海外ではありません。
正確にいうと三代ギタリスト。
つまりヤードバーズの初代ギタリストがエリッククラプトン 、その次がジェフベック、そして三代目がジミー・ペイジ。
そして最終的にジミーがメンバーを変えてレッドツェッペリンへと繋がっていくんですね。
さてジェフベック先生、この時代からすでにアクロバットなテクニックの名手として見られてましたが、真のギタリストとしての凄さが出てきたのはこのロックフュージョンの時代ではなかったと思います)^o^(
後編へと続く‥
最初のコメントを投稿しよう!