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「っ、イヅルさん…締めすぎですって。腫れちゃうよ?」
まだ声に余裕のある男の忠告を聞いて、イヅルは今にも瞑ってしまいそうな眼でアイコンタクトし、吐息を呑み込んで、口を開いた。
「ケイ、首」
それは、“いつもの合図”だ。男は名前を呼ばれ、そう促されると「あぁ、はいはい」と慣れた手つきで腰から首元に両手を滑らせる。
「ンっ…ぅん…」
首付近に触れただけでイヅルは身を捩らせ、甘い声を漏らす。
そろそろタイミングであろう。
相互計らってするこの行為は、幾つしてきたか分からない。
男は両手をイヅルの首に持ってきて、そのままゆっくり親指を喉仏にあてがい、じわじわ…じわじわと指圧をかけ、彼の喉頭を狭くしてゆく。
「…あ゙…く……っ」
せめて空気が入るくらい隙間を残すように集中する。
イヅルは、頬から耳まで赤く滾らせ、キュウと孔をヒクつかせ、痛快さにぶるりと肌を栗立たせた。
男もまた何度も摩擦され、性的興奮が止まない局部の先端に、熱いものが溜まり、あふれ出てしまいそうで歯を食いしばった。
「…っく…ちょっと…待って。一回抜きますから…」
首を絞められながらも、肉音をぶつけながら後孔を狭くさせ、ピストンを繰り返すイヅルに、男はそう言いやり、首から滑らせ手も離した。
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