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と、そのとき、目の前を身長20センチほどのおじいさんがなにやらぶつぶつといいながら歩いてきて、ベンチの私のすぐ横に座ったのであった。
そのおじいさんは、白い髭をたくわえており、長い白髪を紺色のリボンできれいに括っていた。
そして、燕尾服とでも言うのだろうか?さながら小さな音楽隊の一人のような感じであった。
リュックを背負っており、その中から身長の2倍はあると思われる、装飾品が一杯ついている杖が顔を覗かせていた。
私:
「えっ??ええええええええええっ???」
と、あまりにも非日常な出来事に思わず叫んでしまった。
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