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第1章 反乱軍による戦禍
「お兄ちゃん! 早く起きて~☆
学校遅れちゃうよ~☆」
夏の暑い一日の始まりだ。
妹の声がする……。
俺は高校2年で、妹は確か…高校1年。
起きない俺に絡んでくる妹……。
俺の布団の下のほうから何かが俺の身体を這い上がってくる。
「ばあ~☆ お兄ちゃんったら~☆
起きないの?」
ふいに横を向く俺に…
今度は…くすぐり作戦。
「やめてくれ~☆
お前…高1にもなって、恥ずかしくないのかよ?」
「お兄ちゃん…なら大丈夫だよ。」
ならば…と、妹の両足首を掴んで股裂き!
妹も負けじと…股間を攻撃!
「こらあ! 将来使い物に成らなくなったら…
どうすんだよ!」
妹には…昔から敵わない俺……。
「健太!咲良!ご飯出来てるよ!」
階下から母親の声……。
こんな幸せ……ずっと続けば良いなあ…。
そう思った矢先に……
遠くで爆発音……!!
そして…2回目の爆発音!!
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