第5章 新たな戦い!

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【政府軍セントラル・ベース】 闇夜に…Z国の手先である反乱軍から… 富士山麓にある政府軍のセントラル・ベースに対して 奇襲攻撃が仕掛けられた。 度重なる政府軍の奇襲に業を煮やして… デイル大佐の命令によるものだ! セントラル・ベースは大打撃を受けている…。 《こちら政府軍セントラル・ベース! 応援たのむ! 繰り返す……こちら政府軍のセントラル・ベース、反乱軍に奇襲を仕掛けられた! エマージェンシー!》 ………………… 【大島の三原山にある政府軍の後方支援基地 グリーン・ベース】 通信員 「隊長! 大変です……味方のセントラル・ベースが反乱軍の奇襲攻撃に苦戦している模様!」 隊長 「分かった! 直ぐに応援を出そう……1番機、2番機、3番機、発進できるか? 味方のセントラル・ベースが攻撃を受けている、直ぐに応援に向かってくれ!」 ………… その情報を聞いて、健太も咲良も焦れったい思いをしている。 健太 「隊長! 俺もセントラル・ベースに向かわせてください……お世話になった司令官もいるんです!」 咲良 「隊長……私も発進出来ます!」 隊長 「よし! 健太君は発進してくれ! 咲良君は待機だ……戦況を見極めて発進してもらう!」 健太・咲良 「ラジャー!」 ……………………… 【反乱軍】 デイル大佐 「戦況を報告せよ……どうだ?……奇襲は成功したのか?」 通信員 「政府軍セントラル・ベースは ほぼ制圧した模様です!」 デイル大佐 「戦いは頭を使う事だ……バカなヤツに戦いは任しておけない。 一気に日本を制圧するんだ! 」 …………………………… 【応援に入ったグリーン・チーム】 三原山からの政府軍の応援部隊が富士山麓に到着…… 反乱軍が優勢に見えたが……ジリジリと反乱軍の戦闘機が1機ずつ 仕留められる。 敵のデイル大佐には、まだ『反乱軍の奇襲成功』の状況しか伝えられていない…。 なんとか持ちこたえたセントラル・ベースの隊員達と……健太は再会を喜ぶ。 反乱軍の戦闘機が半減した頃に……デイル大佐は、それに気が付いた。 『何をしているのだ! 巡航ミサイルで狙え!』 そうして発射された反乱軍のミサイルは… 返って逃げ惑う反乱軍の戦闘機に命中した! 闇雲に攻撃してくる反乱軍に対して… 政府軍の各機は地形を知り尽くしていて、 空中戦は赤子の手をひねるようなモノだった。 先発隊の健太も…後発隊の咲良も、大きな成果を上げた。
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