光の姫の要求

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一方夜中に城を抜け出した光姫は闇姫に対する危機感を感じていた。 「なんで幽閉されたんだろ… 禁断の箱ってなんだろう… もしかしてやみちゃん、パンドラの箱を開けてしまったのかな… 」 パンドラの箱。人々に不安や絶望を与えるものであり気になって開けてしまったのが原因。「でも… そういう箱があるのなら対の箱があるはず…今はこの光世界を抜け出して闇ちゃんを助けるために闇世界行かないと! 」 光姫は闇世界への道を確認して闇世界の城へと向かっていった。自分のことより闇姫の方が大事、そんな気がしたからだ。 光姫は自分の記憶を頼りになんとか闇の城にたどり着いた。闇の城の護衛は「おや?久方ぶりとなるか、光姫。今は入るのはやめた方がよい」と断るが、光姫はそんな護衛を振り切り闇の城に突入したのだった…。
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