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光姫の身になにがあったのか、闇姫はきく。
光姫曰く「何故だか分からないけどやみちゃんの危機を感じたの… それで護衛さんを無理に突破して先を進んだってわけ やみちゃんを幽閉した原因である箱がなんだろうか気になったけど誰も話してくれなかったしやみちゃんが幽閉されてる所も教えてくれなかったよ… 途方にくれてたけど二人くらいの誰かが話してる声が聞こえてきてね こっそりきいてたけどここの姫を暗殺する っていう内容だったの 隠し通路?みたいなとこがあってね そこを入るとあるって感じだったから入ってみたんだ でねその二人のあとをつけてたの」
ひかちゃんかなり大胆な行動的したんだね…と返すと、「やみちゃんのためならそんなのお手のものだよ!それで幽閉場所に着いたときに二人に気付かれちゃってね… 男性に止められてその間に女性の方がどこかに行ったんだよね であるとこで止まったからそこにやみちゃんがいるんじゃないかなー?って思ったんだ でも鍵がないからやみちゃんのとこには入れないし… 立ち往生してたら 暗殺は出来ない… って声が聞こえてやみちゃんに危機が迫ってたことをなんとなくから確信に変わったんだ でその女性が戻ってきてから私を見ては この子は殺さない方がいいかもって 男性の方は 姉貴何言ってるのかさっぱりわからないんだけど!? って返してきてそれから二人は幽閉場所の鍵探しに向かったんだ 私は二人のあとをつけたの かなり時間が経ったころかな?男性が怪しい所を発見してね 色々と試行錯誤してたみたいだけど鍵らしきものをゲットしてたの で私はその男性が見つけた鍵をかなり強引にだけど奪って戻ってきたんだけど相手もかなりしぶとくてね 頑張って逃げて途中で転びながらもここになんとか引き返してきたってわけ 鍵が合うかは分からなかったけど刺して回して開いたから結果オーライってことかな♪ 」
ひかちゃん… 凄いおとなしめの子だったのになんでこんなボロボロになってまで私のこと気遣ってくれるんだろう… と返すと「それは相手がやみちゃんだからだよ!やみちゃんじゃなかったらこんな博打はしないもん… やみちゃんと私はずっと一緒だよ!って約束したから… 」
ひかちゃんと私はずっと一緒 か… 闇姫が呟く。
「ところでやみちゃん、禁断の箱には何が入ってたの?」
ひかちゃんもやっぱそこ食い付くんだ… と思考しつつ闇姫はこう返した。
「あの禁断の箱には不安とか絶望、邪気とか悪いものが入ってたみたいだ まあ禁断の箱とか絶対開けちゃダメ!!とか書いてあったら逆に開けたくなってしまうが本性なのだがな… 闇の王もそこは杜撰みたいでな… 完璧な者なんていないんだよ」
光姫は軽く頷いた。
「それでこの先どうするんだ?ひかちゃん、光の世界にはしばらく帰れそうにないだろ?」
すると光姫は驚愕のことを言い出した。
「世界から抜け出そうよ!」
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