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部屋に入ると「ウィーンガチャッ」と施錠された音がした。紙にあった通り赤色のショウケースと青色のショウケースがあり赤色のボタンと青色のボタンまでもあった。
まずは、左の赤色のショウケースの中から見た。そこにはキ○コの山の箱とお皿に中身が置いてあった。そうなると右の青色のショーケースの中は想像がつく。やはりタ○ノコの里だった。キ○コの山と同じように箱とお皿に中身が置いてあった。
これは簡単な選択だ。僕は、キ○コの山派なので迷わず赤色のボタンを押した。
すると赤色のショウケースが開きキ○コの山を取れと言わんばかりの状態だったので取ると再び赤色のショウケースは閉まった。
「ボンッボンッボンッ。幸一様この放送はあなたにしか聴こえていません。
最初の【選択】はいかがでしたか?
簡単でしたよね。でも日を重ねるごとに難易度は上がるのでご注意下さい。
さて、ルールと詳細の書かれた紙をご覧になりましたか?選ばれなかった方はどうなるか青色のショーケースをご覧ください」
黒山羊はそう言うと僕は青色のショーケースを見た。すると紙に書かれていたように床が抜けて下のマグマに落ちてしまった。
「もったいないことしましたねー。また明日お待ちしてますよ。さぁ解錠します。」
「ガチャッ」扉が開いた音がした。
僕は黒山羊の放送を聞いてこの先のことを想像してしまった。
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