No.2 露天風呂

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「お前の水着姿可愛いな。生で見たかったよ」 「な、何言っているよ」  みんながいるのに。でも嬉しいかも。 「そう言えばあんた、三浦君の恋人に間違われていたよね」  もう酔っているのか、奈々は大輔の前で余計なことを言ってくれた。 「そうそう。それで三浦の奴が調子こいて、こいつの肩に手を回してさ」  鈴木君やめて~!! 誰かこの男の口に何か突っ込んで!! 「恋人に間違われたんだ。肩を触らせたんだ」  大輔の表情は変わらない。けど多分怒っている気がする。 「ち、違うよ。触れてはいないから」  私は必死に説明をした。  何か察してくれたのか、奈々もフォローしてくれる。 「ほらこの子と三浦君ってお似合いだから、勘違いされちゃったのよね」  奈々はいいことを言った。みたいな顔をしているけど、全然フォローになってないから!!
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