中洲の魔女集会

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(# ̄∇ ̄)「そう言えば、今年はエブリスタのぱーりーには行かんの?」 (・∀・#)「行かん」 (# ̄∇ ̄)「なんでよ?」 (*^^*)「エブリスタのパーティは雰囲気が違うのよ。若い子達が集まって真面目に討論する場所だから」 (# ̄∇ ̄)「呑まんの?」 (・∀・#)「呑めるような雰囲気じゃない。作家の心構えとか、技術の向上とかを真面目に討論してるんだよ。みんな。グランドゴルファー猿とかカンブリアとか話した瞬間、顰蹙をかう」 (# ̄∇ ̄)「あー……河岸変えるって言いたくなるやつな」 (・∀・#)「な?それをやったら、顰蹙をかうけどやりたくなるねん」 (*^^*)「みんな真剣なのよ」 (・∀・#)「真剣なのは良いけど、討論を聞いてると甘さもわかるから、いろいろ言いたくなってくるし……」 (# ̄∇ ̄)「それに関しては私も言いたい。プロアマかかわらず、売り込め。君らはフリーの物書きなんや。本気で物書きの世界で生きたいならフリーの心構えで売り込めと。いまいちそのあたりをわかってない子達が多いっていうか……」 (・∀・#)「マッチー、おっさんみたいになっとる。説教くさいおっさんみたいに」 中洲の屋台の酒は魔女の人格を変える。
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