ハイライトは太宰府

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そうして、行きのタクシーの後部座席にて、ちーちゃんとまち子のカオス会話が展開される。 (* ̄∇ ̄)「お。圭さん。本気でカンブリア書くみたいやな。LINEが来とるわ」 (・∀・)「マッチーもなんか書きなさいよ」 (* ̄∇ ̄)「何を?」 (・∀・)「BL」 (* ̄∇ ̄)「BLなぁ……。エブリスタのBLは繊細なことで有名だからなぁ……。さつき慧さんのBLとか、ほんま、美しいんぞ?わし、無理やがな……」 (・∀・)「大丈夫。おっさんの69書いてシーンってなった人がここに居るから」 (* ̄∇ ̄)「アカンやん……。うーん……オメガバースで書こうとは思ったことはあんねん」 (・∀・)「BLやん。書けるやーん」 (* ̄∇ ̄)「いや、オメガバースってBLばっかりで使われてるやん?本来、あの設定は百合でも普通の恋愛でも使えるやつやねん。んで、BL以外で探してる人達もいるんだけど、いまいち浸透してないから、作品自体少ないねん」 (・∀・)「つまり?」 (* ̄∇ ̄)「開拓中の漁場。性癖として需要はあるのに、供給が追い付いてない。あと、BLのオメガバースに飽きた人とかが探してたりな」 (・∀・)「マッチー、本当、隙間を開拓するの好きだよねー」 (* ̄∇ ̄)「マイナーカップリングにハマってpixivで探しても探してもなくて、やっと見つけたのに、数ページで休載とかいう絶望を知ってるとな……」 (・∀・)「それ、うちの娘や。マイナーカップリングにハマって、どうしても見つからなくて、自分で作り出したうちの娘」 (* ̄∇ ̄)「ちーちゃんとこって、マジでヲタク一家だよね。妹さんといい、娘さんといい……遺伝子って偉大よね」 (・∀・)「ビバ遺伝子」 グループLINEを打ちながら。運転手を震えさせ(かほさんに話題を振って、助けを求めてた) 魔女の会話は進む。
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