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馬車に揺られる事30分、魔法学校であるリュミエル学園に到着した。
馬車から降りると、周りに居る学生達から注目されてしまった。それもそうである学園のアイドル的のカルロと編入したてのクリスティーナが揃えば美男美女のカップルに見られているようだ。
(視線が痛い…)
クリスティーナがそう思っていると心配そうに覗き込んでくるカルロと目が合った。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫ですわ。周りの視線が気になりますが…」
クリスティーナはそう言うと足早に校舎の中に入っていった為、カルロも急いで追いかけていった。
職員室までカルロに案内して貰い、カルロとはそこで別れた。
「さてと参りましょうか」
そう言うとクリスティーナは職員室に入っていった。
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