第二章 リュミエル学園

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「失礼します。今日編入して参りました、クリスティーナ・リル・クレメンティアと申します」 「貴女がクレメンティア公爵様の御令嬢ね。お待ちしてました。私は貴女のクラスを受け持ちます、ティファ・ロ-ティスといいます」 クリスティーナはティファと握手をした。 「宜しくお願いします。クラスの場所って何処ですか?」 「ああ、そうでしたね。では、ご案内致しますね」 そう言うとティファ先生はクリスティーナを連れて職員室を後にし教室に向かって歩いて行った。 教室の前に着くと、先生が先に中に入り生徒達に言ってからクリスティーナに手招きした。 クリスティーナはそれを合図に教室に入って先生の横で一礼した。 「今日、編入して参りました。クリスティーナ・リル・クレメンティアと申します。分からない事も多いと思いますが皆さん宜しくお願い致します」 クリスティーナが挨拶すると男子生徒から歓声があがった。
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