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口笛を吹いた男子生徒が居れば、悲鳴を上げる女子生徒も居た。
(それは嫌だよね。女子にとってはだけど…)
クリスティーナは心の中で女子達に謝罪した。
そして、次の授業が始まる前にカルロから解放された。
次は薬草学の授業だったみたいで教科書をまだ持っていないクリスティーナはカルロから見せて貰う事になりました。
(…近い//…)
カルロは心の中で思ったが理性を堪えた。
薬草学の先生は他の生徒に問題を当てていて気付いておらずホッと胸を撫で下ろした。
授業が終わればクリスティーナは図書室に向かった。
先ほどの授業の復習をする為に、先ほど親しくなったレイラという女生徒から薬草学の教科書を貸して貰ったのだ。
(ここの学校広いわね…。学園内の地図を頂いてくるんでしたね)
クリスティーナは地図を貰わなかった事に後悔した。
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