第四章 ギルド

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「コホン…。失礼いたしました。これで登録完了になります。明日からギルドの仕事を受けられますよ」 軽く咳払いしながら受付のお姉さんがそう言い、クリスティーナ達はギルドから出てクリスティーナの家に向かって話しながら歩いて行った。 「ただいま戻りました」 『御帰りなさいませ、クリスティーナお嬢様』 家に着くと使用人達がクリスティーナ達にお辞儀をしていた。 「いつもお役目ご苦労様です」 「いえいえ。もったいなきお言葉有難う御座います」 クリスティーナがそう労いの言葉を言えば、メアリーとマリアンが畏まった。 「友達を私の部屋に招きますので、お茶とお菓子をお願いしても宜しいですか?」 二人は顔を見合わせてからクリスティーナの方に向き直り 『畏まりました』 二人は笑顔でそう言い、即座にお茶の用意をしに行った。 「では、私の部屋に行きましょうか」 「「「「「はい」」」」」 「おう」 クリスティーナが未央奈達にそう言えばいい返事が返ってきて、クリスティーナ達は部屋に向かった。
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