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部屋に着くと、クリスティーナはカルロ達をソファーに案内した。
未央奈は部屋を見渡した。
「へぇー、此処がクリスティーナ様の部屋かぁー。可愛らしい物がいっぱいですね」
「お父様達がぬいぐるみとか人形とかを外出先で買ってきて私に与えているので、飾らないと悪い気がしてしまい棚に飾っているんです」
「フィスカル様、思いっきりティーナを溺愛してるね…。僕も負けないけど」
そう言うとカルロはクリスティーナを抱き締めた。
「ふみゃ⁉」
不意打ちのように抱き締められたからクリスティーナはビックリした。
「カルロ様…ビックリしました」
「ティーナが可愛いのでついね」
「熱々カップルは放っといて、魔力量わかってよかったよね」
イチャイチャしてるカルロ達を横目で見つつ未央奈が話を戻した。
「確かに魔力量はクリスティーナ様と未央奈様とカルロが一番高いよね」
「魔力の多さはその人の素質だから仕方ないですよ」
ケイトとキースが続けて言った。
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