第四章 ギルド

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「有難う御座います、メアリー、マリアン」 クリスティーナは優しく微笑みメアリー達にそう言った。 「いえいえ、どういたしまして」 メアリーは畏まりながらも礼儀正しくお辞儀してそう言った。 「では、私共は失礼致しますね」 マリアン達は一礼してから部屋を後にした。 「メアリー達が準備してくれたお菓子を頂きましょうか」 「ああ」 「うん」 「うん、そうしよう」 「用意してくれたお茶も美味しいしね」 クリスティーナがポンっと手を叩くと皆が頷いた。キースだけお茶を先に飲んでいたけど、ツッコむのをやめた。 スコーンとジャムとレアチーズケーキとか色んなお菓子があり、お茶会にはもってこいだった。早速7人は各々(おのおの)好きなものを取り食べ始めた。 「このお茶、本当に美味しい」 キースはお茶を味わいながらそう言った。
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