第四章 ギルド

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「アッサムですね。芳醇(ほうじゅん)な香りでミルクティーにしても美味しいんですよ」 クリスティーナはそう言うとミルクティーを口にした。 「あっ、ホント美味しい」 未央奈もミルクティーを飲んでからレアチーズケーキを一口食べていた。 「ティーナのお菓子のがもっと美味しいけどね」 カルロがそう言うとクリスティーナが恥ずかしそうに下を向いてしまい (惚気(のろけ)かな?) それを見て皆が心の中でそう思った。 「か、カルロ様人前で堂々と恥ずかしい事を言わないで下さい…」 「あっ、すまない」 クリスティーナがそう言うとカルロは直ぐに謝罪した。 「ん~…そろそろお(いとま)した方がいいかしらね」 未央奈がお茶とレアチーズケーキを食べ終えればそう言った。 「そうだね。これ以上惚気を見せられたくないしね」 そう言えばケイト達も帰り支度を始めた。
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