381人が本棚に入れています
本棚に追加
/154ページ
「あっ、これお土産にどうぞ」
そう言うとクリスティーナは未央奈達にアッサムの茶葉とケーキを綺麗に包装して手渡した。
「有難う御座います。大切にしますね」
「ケーキは生ものですから早めに食してください」
クリスティーナは即座にキースにツッコミを入れた。
「あはは…確かに」
キースがそう言うと未央奈達が笑っていた。
「愉快な子達だね」
部屋の入口の所にフィスカルが立っていた。
「お父様」
「フィスカル様、どうかされましたか?」
「ん~、近くを通っている時に楽しそうな笑い声が聞こえた為少し様子を見に来たのだよ」
クリスティーナとカルロが訊ねるとフィスカルは少し考えてからそう答えた。
最初のコメントを投稿しよう!