第一章 初めて目にする者

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「えと…///…。はい、父が許して下さるなら貴方とお付き合いしたいと思います」 クリスティーナはそう言うとフィスカルの方を見た。 「私は断然OKだ。可愛い娘が幸せならなんも文句はでんよ」 フィスカルは即座に許可した。 (…お父様は毎回こんな感じだったわね) 父がノリがいいのは知っていたクリスティーナは少し溜息(ためいき)を吐いた。 「こんな(わたくし)で良ければ宜しくお願いします」 クリスティーナは淑女らしくお辞儀した。 それを聞いたカルロは嬉しかったのかクリスティーナを勢いよく抱き締めた。 「えっ//?ちょっ」 「有難う御座います。クリスティーナ様を一生愛し続けます」 そう言うとクリスティーナを離し優しく微笑んだ。
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