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いっときして、全員が揃った。大体は体力は回復したようだ。
「んじゃー始めるぞー。まず…復習からだな。」
自分で説明すんのだりぃしな…。そうだ
「エルマ、魔武器について説明しろ」
こうすれば早くすむ。
そして、俺が当てたやつは傲慢貴族の《エルマ=セルウィント》。いつも人を見下している。……心の底からな。俺はこいつの事好きじゃない。他種族を差別するんだ。当然だろ?
…耳を傾けるか。
「魔武器は特殊な魔石に魔力を込めてつくる武器のことさ!!普通は一生に一度しか作れないんだ!!まぁ、ただの強い武器だな!!」
……呆れた。
「ルウシェ、訂正しろ」
「…ただの強い武器、ではなく一生の相棒です。魔武器への思いが無くなったら、すぐ脆くなり、壊れます。あと、魔武器は魔力量ではなく、魔力の質で決まります。名前を付けると、その魔武器の能力が分かります」
さすがルウシェだな。まぁ、厳密にいうと魔力の質ではなく魂で決まる。だから、一生とは言わなく、魂が消えるまで、だ。
…まぁ、このことは人間は知らないけどな。
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