だるだる教師は堕天使

だるだるその1〜編入生〜

ついて5分後…

「…ん？ねぇ、教師っぽい人いるんだけど」

誰かが俺に気付く。あいつは…あーそういえば『勇者』だった気がする。これから強くなるんだろうが、お前より強いのがいるんだよなぁwあ、もう1人のやつじゃないぞ。
…トリップしてたな。

「やっと終わったか。さっさと自己紹介しろよ」

「…い、イケメン…だと…？」

俺は今物凄くめんどくさいんだ。そんなふざけた感想に返す気力もねぇ…。そもそもなんで俺のクラスなんだよふざけんな！めんどくさいんだよ！
と、内心悪態ついていると、理事長が言葉を発した。

「あー、こほん。2人は例の編入生だ。ほら、自己紹介をしなさい｣

お、理事長にしてはまともな事言うなぁ

「じゃあ僕から。僕は先日召喚された勇者の『リョウ＝カミヤ』です。属性は自然属性全てと光、創造、時です。魔力は1300万。ギルドランクはX。よろしくお願いします」

さて、ここで属性の紹介。『自然属性』は火、水、風、土、雷。『特殊属性』は光、闇。そして『希少属性』は創造、時、空間、重力などいろいろ。
俺？俺は全部使えるぞ。天使でも上のほうだからな。……堕天してるけど
…と、『魔力』は60万が普通。250万以上が帝。だからこいつは異常。世界最強は2000万だが。あ、俺は何十億といってるからなw
そしてギルドランクについて
F<E<D<C<B<A<S<SS<X<XX<Z
となっている。まぁこんくらいか。
あ、そろそろ戻るか。次は平凡かー。

「俺はコハク＝スズキ。属性は火、雷、光、闇。魔力は230万。ギルドランクはSだけど、ここではAと話そうと思う。この勇者の巻き込まれという可哀想な奴だ。」

こいつって巻き込まれなんだな。かわいそ…とは思わん。てかお前も意外と強いな。普通かと思ってた。
…俺もするかー。だりぃ…。

「俺はジン＝ルヴィア。お前らの担任だ。問題は起こすな、めんどいから」

俺の自己紹介が終わり、理事長が口を開いた。

「という事だ。2人は初めてだろうからこの学園について少し話そうか。」