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よし。流石は俺の生徒だな。最初らへんはこの容姿だから媚び売ってくるやつもいたが、戦闘で黙らせた。
…話が脱線したな。そろそろ呼ぶか
「入ってこい」
扉の向こう側に呼び掛けると、平凡、勇者という順番に入ってきた。
平凡が入って来た時には「同志だ…!」「リア充反応なし。仲間かと思われます。」とかのリア充撲滅委員会からの歓声(?)しかなかった。
だが、勇者(笑)の時は「キャー!」「カッコイイ…」などの女子からの歓声が凄かった。
まぁ、1部男子から「イケメン…だと!?」「リア充メーター増加中!まだ上がります!」「イケメンには死を!!」「ウホッいい男」「や ら な い か」などの歓声?や批判?もあった。
「自己紹介しろ。終わったら1時限潰すから質問タイムな。」
適当に託すと、教師が使う机に書類等をおき、椅子にすわる。
…この椅子座り心地いいんだよな…。
と、編入生の自己紹介に耳を傾ける。
「…俺はコハク=スズキ。魔力は230万で属性は火、雷、光、闇。ギルドランクはA。勿論、リア充は抹殺対象だ。よろしくな。」
これを聞いたリア充撲滅委員会が
「同志だ!!」
「一緒に爆発させよう!!」
などと言っていた。
次に、勇者(笑)の自己紹介だ。
「えっと…僕はリョウ=カミヤです。属性は自然属性と光、創造、時で、魔力は1300万。ギルドランクはSSです。よろしく(ニコッ)」
生徒は属性や魔力量でかなり驚いていたが、最後の笑顔で、ほぼ全ての女子が虜になった。…偽善者なのにな。
まぁ、流石にXランクはまずいと思ったのだろうか。SSランクに変えている。それと勇者とも言っていない。
自己紹介が終わり、あいつらはじっとこっちを見てきた。……はぁ、だりぃ。
「一番後ろの窓際か真ん中の席選べ。あとは質問タイムだ。」
平凡はすぐ窓際の席を選んだ。だから勇者(笑)は真ん中に強制的に行った。
あそこの席な…隣王女で周りが七大貴族なんだよなぁ。しかも王女ビッチだぜ??行きたくねぇよな。
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