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頼まれたお使いは、おばあさんのおうちに
フランスパンとジャム、あと果物を届けること。
この緑のずきんのおかげで
だいぶ、森にも溶け込むことができて…
危ない動物に狙われることは
昔よりはなくなったけど…
あの男の子だけは、いつも
私に気づいてついてくる…
いつも、お花を持ってくるの!
なんなのかしらっ
白狼少年
「緑ずきんちゃん!
僕、ヴィヒルっていうんだ…
小さいときから…僕は君を見てきた…
なんていうか、その…は、はい!」
また、あの白狼の男の子…
今日は自己紹介してきたけど…
私は1歩後ずさる。
私
「わ、私…ベル…だけど
今忙しいの!ごめんなさい!」
私は1歩後ずさったままヴィヒルを見つめた。
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