友情か愛か 前編

1/9
185人が本棚に入れています
本棚に追加
/133ページ

友情か愛か 前編

「好きだよ。優翔」 「好きだ」 「え?」 誰が予想するかな 友達2人から同時に告白されるって さっきまで普通に遥輝の部屋で3人でゲームしてたのに トイレに行って部屋に戻って来たら真剣な顔した2人がいて どうしたのって聞いたらそう言われた 「え、待って?友達としてだよね?」 「違うよ。恋愛感情で好きなんだ」 「俺もだ。遥輝が優翔の事を恋愛で好きだと感じて、焦ってた」 「俺だってびっくりしたよ。まさか恭雅も優翔の事が好きだったんだって」 「だから、昨日2人で決めた」 2人がすっと立ち上がって近づいてくる 両腕を掴まれて、遥輝のベッドの方へ連れていかれる ボスッとベッドに乗せられて、2人も上がってきた 前に遥輝、後ろに恭雅がいる 逃げようとしたけど、恭雅に後ろから抱きしめられて出来なかった 「「優翔は2人で貰う」」 「え…!ちょっ、待って!」 2人がかりで服を脱がされて裸にされる 「恭雅!離して!」 「悪い。何もしないままだと、優翔は一生気付かないだろ?」 「!?っ……ふぅ…んっ」 顎を掴まれてキスをされる 初めてなのに 口の中に舌が入ってきて動き回る 恭雅の舌から自分の舌を離しても、追いかけてきて絡めてくる 「は…優翔エロ…」 「んんっ!?ぅっ…ふ…っ」 何も喋っていなかった遥輝が、俺の腹を舐めた 段々と舐め上げていって、乳首に舌先が触れる ビクッと体が動いた 電気が走ったみたいだった 「っは……え…なんで…」 「ごめんな。優翔」 「俺達は友達(・・)のままじゃ我慢出来ねぇんだよ」 恭雅が俺の肩を自分の方に引き寄せる ポスンと恭雅の肩に俺の後頭部が当たる 遥輝が俺の両足を開いて間に入ってきた 遥輝の顔が近づいてきて、キスされる すぐに離れていった遥輝の顔が、苦しそうに歪んでいた 遥輝が何か筒を取り出して中身を手に出す 「ひっ……ぅ」 「優翔、力抜け」 「ゃ……いや…っぁ」 痛い 何でそんな所に ギュッと目を瞑ってしまう 「優翔」 「優翔。もっとちゃんと俺達を見て」 2人の声が苦しそう そろりと目を開ける 恭雅は後ろにいて見えないけれど、遥輝は見える 何でそんな顔するの こっちが泣きたいくらいなのに 「っあ!?……だめ…そ、こ……っ」 「ごめんな」 「あぁっ!やっ!あっ…うぅっ…」 ぎゅううと恭雅が着ている服を掴んだ はあはあと肩で息をする 「まだだよ。優翔」 「えっ…」 遥輝の目がギラついている 腰をあげられて、遥輝の太ももの上にお尻が乗った
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!