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時期的に暗い午後六時、便利屋純一郎事務所兼自宅の前
敬子は結城の肋骨を心配し便利屋純一郎の事務所兼自宅に戻り腹巻を持ちだし鍵を閉め
『腹巻やれば寒さで痛くならないだろうからね。さて居酒屋大将に帰らなきゃ。』
敬子は居酒屋大将に向かった。
コツ………コツ………コツ………
あれ?後ろから足音が聞こえる………怖いな、急いで戻らなきゃ。
敬子は早足で居酒屋大将に向かった。
コツ、コツ、コツ………
えっ………私の歩く速度に合わせて来た………誰だろ、急ごう………
敬子はついに走り出した。
ヤバい、後ろの誰かも一緒に走り出した………
キャッッッ………
敬子は転んでしまい、後ろの何者かが近づくとフルフェイスのヘルメットをしていた。
オートバイのフルフェイスのヘルメットを被ってるこの人物って………もしかして純君が木更津市のバーと港で出会った相手じゃ………
敬子は恐怖に声が出ず体が震えていた。その人物は何も言わず足を頭の上まで上げると
えっ、もしかしてかかと落とし………
敬子は目を綴じその人物は一気に敬子の頭にかかとを落としてきた………
純くん、助けてっっっ………
バキッッッ………
………………
蘇我駅近くの居酒屋
プルルル、プルルル、プルルル………
『もしもし結城です………えっっっ………!!』
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