810人が本棚に入れています
本棚に追加
某所、真夜中の山中………
ダッダッダッ………
『ハァハァハァ………』
一人の人物が懐中電灯を持たず真っ暗闇の中 何者か数人に追われ息を切らし無我夢中で急いで走って逃げていた。
『待て〜ッッッ!!』
『どっちに逃げたッッッ？』
『あそこに居るぞ、あっちだ。』
その数十メートル後ろからその何者か数人が今流行りのLED懐中電灯を片手に持ち、一人の人物を追いかけていた。
ダッダッダッ………
『ハァハァハァ………』
一人の男は懐中電灯を持たず東西南北もわからず、ただ無我夢中で逃げた。
『どこに行ったッッッ？見失なったぞッッッ!！』
『探せ探せッッッ!！』
………………
どれくらい逃げたかわからないが一人の人物は下に川が流れてる吊り橋に差し掛かった。吊り橋の半分まで来た時
『居たぞ〜ッッッ、吊り橋の真ん中に居るぞ〜。』
一人の男は吊り橋の反対側に走って逃げようとした瞬間
『ッッッ………！?』
吊り橋の反対側から何者かの仲間らしき者達が一人の人物に向かって来た。
『ったく、逃げやがって………袋のネズミだ。観念しやがれ。』
一人の人物は挟みうちにあい、もはやこれまでと思った瞬間
ダッッッパ〜〜〜ン………
『な、何ッッッ………』
『飛び降りたぞッッッ………』
『追いかけろ〜追いかけろ〜ッッッ………』
一人の男は吊り橋から飛び降り川に飛び込んだ………
最初のコメントを投稿しよう！